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災害時や非常時に着る服は個人装備

軍隊とちがい、すべてを自腹で揃えないといけない我々にとっては「活動グッズは個人装備」なんです。しかも使い勝手は人それぞれのニーズで構成しないといけません。

活動内容が決まっているチームですら、ポケットの中身も、備え付けるポーチ類にも各自の使い勝手になっていくわけで、全員が同じツールしか持っていなかったら、足りないものばっかりになっちゃいますよね。というところを「サバイバル」や「アウトドア」を経験して、読み取っていただけると幸いです。だけれどもけっして「グッズコレクター」にはならないでください。

それと、使うツールの「スペア」は必須です。

ピンセットやハサミといった小物から、ツルハシやスコップといった専用具、さては活動服もスペアは必須なんです。

装備グッズにも反映して、タクティカルポーチの中味をセットした状態でスペアストックしておきます！

下着を例えても普段使っているもので非常時スペアセットを構成するといいですよ。

私は交通事故や火災の現場に遭遇することも多く、クルマには「活動用ブルゾン（レイドジャケット）」「非常点滅灯」といった規制や誘導に使えるものも搭載。CPRマスクとターニケット（止血帯）もポーチに入れてあります。

クルマは有事の際には生活の場と基地局にもなるため、下着とソックス、バスタオル、フェイスタオル、サンダル、ブーツ、簡易活動服といった着替えをキャリングバッグに詰め込んであります。

危機管理をソフトイメージにした「民間防災」ならば、海外の軍用工場が作ってくれる「アウトドア～保安製品」などを手にすることができます。