カスタマイズは「出来上がったもの」「仕上がったもの」に自分のアイディアをプラスして、自分らしく作り仕上げることです。
日曜大工でお部屋の棚を作ったり、ユニフォームにワークパッチをつけたり、さてはその着るもののサイズ調整ができる様にアジャスタをつけたり、グッズのズレ防止パッドを後付けしてみたりと、自分の使い勝手をプラスして使うことがとても有効なんです。
使ってみないと盲点は克服できません。いえ盲点が見えないんです。
こうなると、いつまでたっても使いこなせないままでしょうね。
ということは、市販品も自分流に手を加えている方は、それなりのアイディアマンだということですよね。
クルマも同じでしょう?!
わたしは無線機を最低でも2機はモービル専用にしないといけないんです。
取り付けにはいつも苦労しますが、最近の車はコンソールが狭く、ハンディ機を付ける場所の確保から電源へと、ホルダーの配置に知恵を絞らないといけません。
車が変わればまた同じ悩みと努力がつきまといます。
そうやって工夫を施して仕上がった製品をカスタマイズとも言いますよね。
人の動作は二分されます。
自分で行うか、他人に任せるか。ですね。
つまり、業者に費用をかけるか、手間隙かけて自分でやるか。となります。
ここからは後者の「自分で賄うこと」を軸に、「民間防災 防人司テクニック」として、少しだけ掲載しておこうかと思います。
お洗濯する際はベルクロのアジャスタ帯を取り外して行ってください。
ベルクロのオス側が開いていると他の洗濯物を引っ掛けてしまいます。
民間防災の防災服や活動服の着こなしは「ブーツ」のネックトップに載せる「ブーツオン」スタンスです。
消防レスキューや自衛隊が行っている、「ブーツの中に裾を入れる(ブーツイン)」では、しゃがむとスソが持ち上がったり、インをきつく締めるとヒザが曲がらない状態になります。
そのため、動きやすくさせる工夫の一つである「ブーツオン」をおすすめすると同時に、ここはわたし流の細工というところなので紹介させてください。
使うものはハトメパンチとハトメ。組紐はハトメのホールサイズよりダウンさせてくださいね。
スソ絞りの方法は軍服のBDU式とも言われています。
レスキューも過酷な動きですが、それ以上に戦場での動きは激しいのです。山あり谷あり川ありと。
つまりはアップダウンだけではない環境で足元を酷使することになります。
似ていませんか?戦場。
ガレキだらけの被災地に。
そういう理由なんです。